シーン認識とトラッキング: ARのユースケースとHow To

 

大型の産業機械からショールームまで、シーントラッキングは、大規模な対象物に対するARを可能にします。


拡張現実のユースケースの複雑化に伴って、コンピュータビジョン技術は進化しています。

COVID-19によって、屋外環境、住宅、ワークスペースに対して人々がリモートで接続して、周囲の環境をデジタル的に拡張する可能性を切り開かれています。

ARおよび、空間コンピューティングの重要な機能は、シーントラッキングです。これはあらかじめ決められた環境と大規模なオブジェクトを追跡するために使用できるWikitudeの機能です。

選択したシーンやエリア内の基準点や特徴を特定することで、ARコンテンツをさまざまなスマートフォン、タブレット、スマートグラスで表示したり、アクセスしたりすることができます。

シーン認識とトラッキング

 

シーントラッキングAR機能とサポートされる対象

シーントラッキング(エリアターゲットと呼ばれることもある)は、メンテナンスやリモートアシスタンス、トレーニングや研修、小売、観光、博物館、ゲームなどの、さまざまなユースケースを支援します。

この種のARを起動するためには、デバイスが既知のターゲットを検出する必要があるため、オブジェクトまたはシーンをマッピングする必要があります。

ARターゲットとしてマッピング可能な対象は次のようなものがありますが、これらに限定されるものではありません:

  • 展示ブースやショールーム
  • 小売店、部屋、アパートの厳選された場所
  • 工場の大型で複雑な機械
  • ビルの正面
  • 屋内空間のセクション
  • 美術館、博物館
  • 広場、噴水、中庭

シーントラッキングのユースケース

このAR機能は、エリアターゲットや機械だけでなく、大規模な構造物を認識し、トラッキングするために使用されます。デジタルコンテンツは、注釈、ビデオ、ステップバイステップの指示、リンク、道順、テキスト、3D物体などの形で追加することができます。

 

企業と産業用の設定

シーントラッキングは、現場の作業員に産業環境のリアルタイム情報を含む没入型ワークフローへのアクセスを提供することで、ワークスペースのデジタル化を支援します。工場フロアでのオンデマンドARの指示と支援により、スタッフはより迅速かつ安全に作業できます。

工場現場でのナビゲーションにより、複数の手順に関わるチームがより直感的に作業できるようになります。また、ステップバイステップのガイダンスやその場での仮想メモを機械に添付することで、知識の伝達を容易にし、シフト間のコミュニケーションを効率化することができます。

AR対応のトレーニングと研修は、技術者を作業中に誘導したり、ビデオ通話で遠隔地の専門家に接続したりすることで、企業が新しい労働力を受け入れる際の時間とコストを節約するのに役立ちます。

 

AR対応のユーザー体験

 

シーントラッキングは、人と場所をつなぐ強力なツールです。ホテル、美術館、小売店は、建物の外観や店舗の外観をデジタルで拡張し、中の様子をデジタルで覗き見ることで、訪問者を引き付けることができます。プロモーション、ゲーミフィケーション、ARタッチポイントを追加することで、来訪者が中に入ってくるように誘引することができます。

観光地では、オンデマンドで多言語で情報を提供することができ、例えば、史跡、モニュメント、広場、噴水などについて知ることができます。

シーンを使ったオブジェクトターゲット: 3Dターゲットマップリファレンスの作成方法

 

シーンに基づいたオブジェクトターゲットを構築するためには、AR体験のトリガーとなるオブジェクトのマップを事前に作成しておく必要があります。

マップ作成のワークフローは簡単です:

  • オブジェクトまたはシーンの画像*または3Dモデルを収集する(ベストプラクティスガイド)
  • Studio Editorを使用して、画像をWikitudeオブジェクトターゲットコレクション(.wto)に変換する
  • ARアプリプロジェクトで.wtoファイルを使用する

*SDK8以降ではソースとして画像を使用します。それ以前のバージョンではビデオが使われていました

 

最適なパフォーマンスを得るためには、スキャンされた空間はターゲットのために生成された3Dマップと比較してほとんど変化がないことが必要です。環境の変化を反映するためにはマップの拡張や変更が必要となります。詳しくはこちら(英語)

開発者は、認識精度を高めるために、さまざまな背景からの画像でマップを拡張し、オブジェクトの追加領域をカバーするオプションを利用できます。

詳細についてはWikitudeのドキュメントのHow to create Object Target セクション(英語)ご参照ください。

 

シーン認識とトラッキングを始めるには

 

無料のWikitude SDKトライアルキーを使用してARプロジェクトの作成を開始するには、Wikitudeアカウントを作成し、使用するプラットフォームのSDKをダウンロードします。商業利用のライセンスに関してはこちらまでお問い合わせください。

 

 


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