新型コロナウイルスの影響で、なかなか異様な雰囲気でした。
ブログでは初登場となります。
営業担当の神戸と申します。
新型コロナウイルスの影響で、みなさまの企業活動・日々の生活にも何かと支障が出ているところかと思います。
先が見えない難しい時期ではありますが、早く状況が落ち着くことを願うばかりです。
2月末に幕張メッセで行われた3D&バーチャルリアリティー展でも、ブース出展を取りやめる企業・来場を控えた方々も多くいらっしゃった印象です。
そのような中で会期中に足を運んでくださった方々にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。
もう4月になってしまいましたが……
当日来られなかったというみなさまに、展示の内容を簡単にご紹介したいと思います!
今回の展示会では、3つのソリューション・ソフトウェアを展示しておりました。
(1) AR開発SDK Wikitudeのデモコンテンツ
(2) 3D CADをVRで表示する「バーチャルデザインレビュー」のワイヤレス版
(3) CAE解析結果や、より高精細なテクスチャ表現に適したVRビューワーのプロトタイプ
今日はARのデモコンテンツについてご紹介しようと思います。
① 3Dオブジェクト認識
Wikitudeでは、対象物をいろんな角度からぐるっと何十枚か写真を撮ることで手軽に3Dオブジェクトの登録ができます!
今回は富士山の模型を使い、富士山の周囲を約170㎞走るというトレイルランの競技コースをARで表示してみました。
画像ではなく全体の形状を認識しているため、見る向きを変えたり模型を動かしてもARコンテンツはしっかり追従して表示されます。
(模型はやまつみ工房様からお借りいたしました。ありがとうございます!)

続いて、ラジコンカーのコンテンツ。
以前このブログでも紹介した新技術をベースにしております。
当時はまだベータ版でしたが、3Dオブジェクト認識と平面認識、水平面認識の同時併用機能はWikitude ver.9.0としてリリースされました。
また、3Dオブジェクト認識の精度自体も向上しているようです。
キビキビ動くラジコンカーに対して、ARのコンテンツがしっかりついてくるのも見どころです。
この方法では画像マーカーを用意する必要が無いため、機械の点検・整備の作業支援などの用途にも使いやすくなっております。
サイバネットでは6月までの期間限定で、シンプルな作業支援ARアプリを作成するキャンペーンを実施中です。
ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
② 曲面上の画像認識・AR表示
ワインボトルのラベルにスマホを向けると、ラベルに描かれた絵が動き出す。
やっていることはシンプルですが、円柱に張り付いた形でこのようなAR表示を行うというのは実はすごいことなのです。
これは缶やボトルなど、円筒形のものに使うことができます。
ARを使った販促の幅が、より一層広がるのではないでしょうか。
下記ページにいくつかサンプルがございます。
https://www.19crimes.com/living-wine-label
※ワインメーカーのページに移動します。遷移先で年齢確認がありますので、生まれた年を入力してください。
③ ジャック・ダニエルのARアプリ
前回のブログでも紹介した、実際にWikitudeを使って製作・公開されているARアプリです。
(詳細はこちら)
https://blog.cybernet.co.jp/2020-01-27-wikitude/
飛び出す絵本のような形で商品の歴史・製造工程などを紹介したこのアプリ。
お客様に製品の特色を印象強く残すうえで、非常に有用なツールだといえます。
もし実際にご覧になりたい・詳しく話を聞きたいという場合は、記事の下にある「お見積りや評価など」のリンクからお気軽にお問い合わせください。
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