Wikitude SDK 8.5がリリースされました

画像認識が大幅に改善されました!さらに多くの種類のターゲットを認識することができ、性能アップも体感できます。


Wikitude SDK 8.5では二つの新しい画像認識機能が導入されました。

画像ターゲットの透明領域のサポートと、実行時の画像ターゲット設定です。

 

■画像ターゲットの透明領域のサポート

 

典型的な矩形画像以外の画像ターゲットをサポートするために、

新しく透明領域を含む画像がサポートされました。

透明領域を含む画像の例には、ステッカーやロゴ、切り欠きのある画像など、

アルファチャンネルを含む画像が含まれます。

この機能の特徴は次の通りです。

 

・透明部分のある画像をターゲット画像として使用できるようになります

・透明部分は認識と追跡の過程で無視されます

・WTCファイルではなく、実行時の画像ターゲットとして動作します

 

SDK 8.4(透明度サポートなし - WTC)X SDK 8.5(透明度サポートあり

 

■実行時の画像ターゲット設定

 

これまでのWikitude SDKでは、画像認識の際にあらかじめWTCファイルと呼ばれる画像認識用の辞書ファイルを

作成する必要がありました。新しい実行時の画像ターゲット機能を使用すると、実行時にその場で画像ターゲットを

作成できます。まとめると次のようになります。

 

・ターゲット画像としてSDKで直接通常の画像(png、jpg、…)を使用します

・複数の画像をzipファイルにまとめることができます

・WTCファイルを作成する必要はありません

・これまで通りWTCファイルを使用することもできます

 

実行時に画像ターゲットを定義できるということは、ユーザーがその場でARエクスペリエンスを簡単に作成できることを意味します。

開発段階での迅速で便利なテストに最適です。また、ネットワーク連携や、動的なコンテンツのデモ、ARゲームカードの追加などに

実用的に使用できます。

 

このような実行時の画像ターゲット設定の他に、従来のWTCファイルの方法も引き続き提供されます。WTCファイルは

画像のパフォーマンス評価、画像の実サイズの指定など、正確な表示が求められるシーンに最適です。

 

■画像認識性能の向上

 

SDK 8.5は画像認識ARで大きな機能向上を果たしました。上記の新機能に加えて、このアップデートにより

パフォーマンスが大幅に向上しています。画像ターゲットがより速く認識されるだけでなく、さらに遠くから

認識されるようになりました。

 

・ 認識距離

画像ターゲットは3m以上離れた場所からも認識できるようになりました。

A4/USレターサイズの画像ターゲットの場合、SDK 8.5は312cm離れたところからも認識することができます。

これは、以前のSDKより距離が40%も大幅に伸びたことになります。

また、ターゲットのサイズに関係なく、SDK 8.5では、画像ターゲットがデバイスの画面領域のわずか1%しか

写っていない場合でも、画像ターゲットを認識できます。

 

・重複したターゲット

SDK 8.5では複数の重複したターゲットの画像認識の改善され、重複したターゲットの認識が速くなりました。

■その他のアップデート

 

iOSネイティブSDKのSwiftサンプルをSwift4.2ベースにアップデートしました。

 

各プラットフォームのアップデート詳細はリリースノートをご参照ください。

 


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