V20新機能:Excel読込みが時系列データに対応!

V19で搭載された「Excel形式データの読み込み」機能が V20 で強化され、時系列データの読み込みが可能となりました。

1ファイル1ステップの複数ファイル形式と、1ファイル全ステップの単一ファイル形式の両方に対応しています。


明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

先月末より、MicroAVS (Windows版) の新バージョン、Ver.20.0 (以下V20)の販売を開始しております。

ここでは、V20に搭載された新機能をご紹介していきたいと思います。

 

今回は Excel形式ファイル(xls, xlsx, csv等)の直接読み込み機能の強化 についてご紹介いたします。

前バージョンの V19 までは 1 ステップ分の Excel 形式データのみ読み込み可能でしたが、V20 では時系列データの読み込みにも対応しました。

下記の (A), (B) どちらの形式でも簡単指定による読込みが可能です。

 

 (A) 1 ファイルに 1 ステップ分が記述された複数ファイル形式 

  (B) 1 ファイルに全ステップ分が記述された単一ファイル形式 

 (B)の場合、1つのシートの行方向に全ステップが記述されている必要があります。

 

グリッド方式、リスト方式の違い等については 「Excel形式データの簡単読み込み」 をご参照ください。

以下、V19との使い方の違いにスポットを当てて説明します。

 

起動方法

V19の時と同じく、MicroAVSポータルの 「ツール」 タブから 「Excel形式データの読み込み」 ボタンをクリックします。

V19の時はまず読み込みダイアログが起動しましたが、V20では空のExcelが起動し、右図のダイアログが表示されます。

上記 (B) の形式や単ステップのデータの場合は 「ファイル1つを指定」 ボタンをクリックし、読み込みダイアログから読み込みたいファイルを指定します。

上記 (A) の形式の場合は 「複数ファイルを指定」 ボタンまたは 「フォルダ指定(自動取得)」 ボタンをクリックします。

複数ファイルを指定」 を選択した場合、ファイルダイアログ上で以下の操作を行うと複数のファイルを指定できます。

  • [Shift] キーを押しながら、並んだ複数ファイルの最初と最後をクリック 
  • [Ctrl] キーを押しながらファイルを1つずつクリック 
  • [Ctrl] キーを押しながら [A] キー でフォルダ内の全てのファイルを選択 

フォルダ指定 (自動取得)」 を選択した場合はフォルダ指定ダイアログが開きます。フォルダを指定すると、その下にある Excel ファイル (「自動取得の対象」で選択した拡張子) を自動的に取得します。指定フォルダに対象ファイルが無い場合はエラーが表示されます。フォルダとファイルの拡張子を確認してください。

複数ファイルを指定」/「フォルダ指定 (自動取得)」 を選択した場合、ファイル/フォルダを指定して 「開く」 もしくは 「OK」 ボタンをクリックすると、右図の 「ファイルリスト」 が表示されます。

このリストでは、複数 Excel ファイルの読み込む順番を指定できます。デフォルトはファイル名でソートされた状態になっています。

リストの項目名 (「ファイル名」「作成日時」「更新日時」「場所」) をクリックすると、該当項目で並べ替えが行われます。続けてクリックすると昇順と降順が入れ替わります。

「上に移動」「下に移動」「リストから除外」「ファイルを追加」 ボタンでリストの編集が行えます。

 

閉じる(選択ファイルの表示)」 ボタンをクリックするとファイルリストが閉じられ、最後に選択されていたファイルが Excel に読み込まれて表示されます。

 

ファイルの読み替えと選択範囲の取り込み

ファイル1つを選択した場合と、複数ファイル(フォルダ)を選択した場合とでは、専用ダイアログに表示されるボタン類が下図のように若干異なります。Excel上で表示するファイルの変更や選択範囲の取り込みをする場合はご注意ください。

1ファイル全ステップ形式の範囲指定および行数指定

ファイル1つを選択した場合、「1ファイルに全ステップ情報がある」 にチェックを入れることで、2ステップ目以降のヘッダを含めた範囲を指定できるようになります。この際、1ステップ目のヘッダは省いて範囲指定を行ってください。 

指定範囲の取り込み後に、「ステップ数」 と 「ステップ間の読み飛ばし行数」 を指定することで

グリッド形式、リスト形式の 1 ステップ毎の指定と連動して設定の妥当性が検証されます。

<行数指定:グリッド形式>

1ファイルに全ステップ情報がある」 にチェックを入れて取り込みを行った場合、「縦(行)」 の数値が指定できるようになります。デフォルトでは選択範囲の行数がそのまま入っているため、 1 ステップ分の行数に変更する必要があります。

縦(行)」「ステップ数」「ステップ間読み飛ばし数」 を含めた整合性のチェックが行われます。

<行数指定:リスト形式>

1ファイルに全ステップ情報がある」 にチェックを入れて取り込みを行った場合、「節点数」 に加え 「全行数」 の項目が表示され、「ステップ数」「ステップ間読み飛ばし数」も含めたチェックが行われます。

 

コメントの挿入

V20では 「コメント」 の挿入が可能となっています。

「コメント」 は MicroAVS の 「物体の表示窓」 内に表示されます。ステップ毎に異なるコメントを挿入できるため、ステップカウンターとしても利用できます。

 

コメント使用」 にチェックを入れることで、 Excel シート内の任意の 1 セル()の内容を 「コメント」 として定義できます。

コメントに使う 1 セルを選択した状態で 「コメントセル指定」 ボタンをクリックするとボタンの横にセルの内容がコピーされます。

ここで表示された数値や文字列が MicroAVS の 「物体の表示窓」 に表示されます。

複数ファイルを読み込んでいる場合は、各ファイルの同じセルが各ステップにおけるコメントとなります。

1ファイルに全ステップがある場合は、「コメント使用」 欄の右端の 「~行ごと」 の数値を設定することで、同じ列にあるコメントをステップ毎に取得できます。

 

「選択範囲を取り込む」 で取り込んだ範囲内に限らず指定可能です。ただし別シートの指定はできません。


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