Excel形式データの簡単読み込み

Excel形式データ(*.xls, *.xlsx, *.csv 等)を簡単に読み込める機能がMicroAVS Ver.19.0 から追加されています。

ここでは、その読込み手順について説明します。


Microsoft 社 Excel (※) で読み込める形式のファイルに対し、セル範囲選択と専用ダイアログでの簡単な指定により、Excelシート上のデータを直接 MicroAVS に読み込ませることができます。

従来必要であったテキスト形式への変換や FLD ヘッダーファイル作成が不要となるので、スムーズに読込めます。

 

※ 本機能のご利用には、Excel (2007以降)のインストールが別途必要となります。

 Excel は Microsoft 社の商標です。

 

読み込み可能なファイル形式

Excel 自体を起動させた状態でセル選択 → 読み込みを行います。つまり、Excelで読み込み可能なファイル形式(*.xlsx, *.xls, *.csv,等)のほぼ全てが読み込み対象となります。

データの構造・形状

構造格子型データ(AVS Field 形式で定義可能なデータ)を読み込めます。

データ構造としては離散点、2次元格子、3次元格子のいずれかとなります。

Excelシート上のデータの並びについて

Excelシート上でのデータの並び方は、以下2種類のどちらかになっている必要があります。

グリッド形式

シート上の 『1つのセルが1つの格子点』 となっている並び方です。

1成分を持った2次元正規直交格子』  として読み込ませることができます。

リスト形式

シート上の 『1行が1つの格子点』 の情報になっており、各列に成分値や座標値が定義されている形式です。

後述する 『専用ダイアログ』 を使った指定により、

任意の成分数を持つ離散点 or 2次元格子 or 3次元格子』 として読み込ませることができます。

格子点の座標値があれば、歪んだ格子形状の定義も可能です。座標値が無い場合、正規直交格子として読み込まれます。

起動方法

「MicroAVS ポータル」 の 「ツール」 タブから起動できます。

[Excel 形式データの読み込み] ボタンをクリックし、ファイルを選択してください。

CSV等のテキスト形式データを読み込ませたい場合は「ファイルの種類」を 「テキストファイル」 に変更します。

 

ファイルを選択して [開く] ボタンをクリックすると、Excel が起動してデータが読み込まれ、同時に 『専用ダイアログ』 が表示されます。

専用ダイアログの操作方法

読み込み直後の Excel は 『アクティブなシート上で何らかの値が入っている(入っていた)範囲』 が選択状態になっています。専用ダイアログ最上段の [開いているファイル] には現在のファイルのパスが表示されています。

 

[ファイル変更] ボタンで、別の Excel 形式ファイルに読み替えることも可能です。

 

専用ダイアログの [選択範囲を取り込む] ボタンをクリックすると、選択中のセルの内容が専用ダイアログ上に反映されます。ただし、取り込めるのは 「選択範囲すべてのセルに数値データのみが入っている」 場合です。数値以外のセルや、空白セルが範囲内に含まれている場合は取り込みが行えません。この場合、Excel シート上で数値のみの範囲を選択してください。

 

範囲選択方法: 選択範囲の左上と右下のセルを [Shift] キーを押しながら連続でクリック(「コピー」操作は必要ありません)。

 

選択後、再度 [選択範囲を取り込む] ボタンをクリックしてください。 

取り込みが正常に行われると自動判別により以下のどちらかのタブが初期表示されます。

自動判別が間違っている場合は、正しいタブを選択してください。

 

グリッド形式 [データはグリッド状に並んでいる] タブ)

右下の [MicroAVSで読み込む!] ボタンをクリックするだけで

「行×列」 の2次元正規直行格子として MicroAVS に読み込ませることができます。

 

オプションとして、[成分名][座標値] が指定できます。

成分名を指定しない場合、「DATA0」 という成分名になります。

座標値を指定しない場合、左下原点 (0, 0) から 1.0 刻みとなります。

 

座標値(各軸の最小、最大値)を指定する」 にチェックを入れると、X, Y 軸の最小、最大値に任意の値を設定しスケール指定が行えます。

 

リスト形式([データはリスト形式で並んでいる] タブ)

このタブを選択した場合は、「データ形状」 と 「どの列がどの成分or座標値に対応するか」 の指定 (下記参照) が必要です。

指定後、[MicroAVSで読み込む!] ボタンをクリックすると指定した形式で MicroAVS に読み込まれます。

<データ形状の指定>

離散点」「2次元格子」「3次元格子」 のいずれかを選択し、各軸方向の格子数を入力します。

2次元格子や3次元格子は非直交、不等間隔の格子としても定義できます(節点に座標値が定義されている場合)。

<列ごとの成分値・座標値対応の指定>

各列が示す成分・座標値(もしくは未使用) を指定してください。

成分を選択した場合、「成分名(オプション)」 欄に成分名を指定できます(指定しない場合、デフォルトで表示されている「DATA*」という名前となります)。

種別欄で 「座標」 を選択した場合、「成分名」 欄の文字列は無視されます。

ファイルの保存場所

[MicroAVSで読み込む!] ボタンをクリックすると、MicroAVS が起動し、データが読み込まれます。

このとき、バックグラウンドでは自動的に Field 形式のファイルが作成されます。

作成されたファイルは以下の場所およびファイル名で置かれます。

 

保存先フォルダ: <マイドキュメント>\MicroAVS\Excel_to_FLD 

ファイル名:  MArXL_<年月日時分>.fld

 

フォルダおよびファイル名はダイアログ下部に表示されます。

 

保存フォルダを指定する」 にチェックを入れると、右横の 「参照」 ボタンから任意のフォルダを保存先として指定できます。

ファイル名を指定する」 にチェックを入れると、右横の欄に任意のファイル名を指定できます。

同名ファイルは上書きする」 にチェックを入れると、常に指定したファイル名に上書きされます。

 

 

※本機能で作成されたファイルが不要になった場合は手動による削除をお願いいたします。

 

※時系列データには非対応です。1ステップずつ選択して読み込んでください。

 

※『読替え』 には非対応です。ファイル変更や範囲、設定を変更して再度 MicroAVS に読み込ませることは可能ですが、可視化内容はリセットされます。

 


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