MicroAVSではパラメータを1つ変更する度に再計算が行われますが、「処理の中断」機能により
複数パラメータを一度に変更し、再計算を1回で済ませることも可能です。
<お知らせ>
これまで、ブログ 「MicroAVSの広場」 にて MicroAVS の
便利な使い方や新機能のご紹介を行ってきましたが、本日より
こちらの 「サイバネットブログ」 で新たな情報をご紹介していきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
MicroAVSでは、可視化パラメータを1つ変更する度に
それを反映した再計算(再描画)が行われます。
これにより、パラメータ変更と可視化結果の関係が解り易くなっています。
しかし、データサイズが大きい場合など、1回の計算に時間がかかるケースにおいては
1つ1つパラメータを変更していくのは大変です。
そんな時は 『処理の一時中断』 機能をお試しください。
これにより、複数パラメータを一括で変更することが可能となります。
再計算が一度で済むので、待ち時間を大幅に短縮することができます。

<手順>
MicroAVSのメインパネルにある 「右側が青いメガネ」 のボタンをクリックすると、
「左側が赤いメガネ」 のボタンに変わり、MicroAVS の処理が一時中断した状態となります。
この状態では
『新たにダイアログを出す処理』
『マウスによる幾何変換処理』
等は行えませんが、
『可視化メソッドリストの変更』
『可視化パラメータ(スライダー、チェック、ラジオボタン、リストボックス、数値入力欄)の操作』
等は行うことができます。

パラメータ変更が全て終わってから 「左側が赤いメガネ」 ボタンをクリックすると
MicroAVS の処理が再開され、変更したパラメータで再計算が行われます。
なお上記の通り、中断状態では新たにダイアログを出すことはできませんが、
中断前に表示させておいたダイアログについては中断時も入力が可能です。
※上図で 「不可」 とされている操作の中には、
再開後に反映されるものもあります(新たなダイアログ表示等)。
※ボタン型のパラメータについては1個につき1クリックのみ認識します。
再開後はクリックしたボタン1個毎に再計算が行われます。
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